トイレとか厠とか便所とか御手洗とか。ま、そういう話。
食事に支障が出るなら帰っときな。

液体。
 前回の話の続きだけど、下すのMAX形態が液体になった時です。 したことないと解らないんだろう(経験者ならそうでもない)けど、 ホントに液体なんだよね、これが。笑っちゃうくらい。
 と、言う訳で。便意をもよおしたのでトイレに行き、 セッティング完了、じゃぁ出しますか・・・と、 気合入れる前。気が抜けたと同時にジャー。 ジャーですジャー。ホントに肛門から液体がでます。 デロデロ時のブチャチャチャチャみないな、あれじゃあありません。 ジャーと出ます。そこには固形なものは無いと言わんばかりに。

 人間は養分を吸収するにあたって、養分を水に溶かさなければいけません。 だから、胃を過ぎて小腸に来てるあたりでドロドロ越えて液体状になっているらしい。実際には水溶液&コロイド状らしいんだけど、 とにかくそこから水分を吸収して脱水症状にならんようにしてるのが大腸。 そいつが調子悪くなると、ここが水分吸収しなくなるようなんだな。 そうして悪い部分を洗い流そうとしてるのか、 大腸がへたってそれができないのかは知らないけど。

 ま、とにかく。そんな訳で派手に出るのだけど、 こういう時の日常生活は怖い。 「ぷりっ」と出るとかいう騒ぎではないからだ。 「ぷりっ」なら被害はパンツだけです。 引きつった笑い浮かべてトイレに行ってパンツ脱いで捨てっちまえば、 どうにかなっちまいます。多分。・・・あ、お尻は拭こうね。
 だけど、液体だと止まりません。ジャーッと全部行きます。そうすりゃ、 服にまでダメージが行くわけです。これは怖い。 結果としていつもより長くトイレにいることになります。 トイレにエアコンが欲しいと強く思う瞬間であります。

 なお、これ以降というのは私は体験したことないのですが。 吐く時と同じように「もう無いのに出そうとする」んだそうです。 体ってのは。まぁ、体にいらんもんを大急ぎで出そうとする行為なんですから、 それが当たり前なんだろうとは思いますが。
 記憶があってれば、タレントのかとうれいこさんがトーク番組で告白してました。曰く「泡が出る」。 上には上がいるもんです。ただ、そんな人に思い知らされるとは思わなかったけど。
下す。
 という事を何度もやってると、人間の感覚って面白い事に変わるようです。 具体的に言うと「お腹が痛い」→「下痢」では無くなるんですね。 お腹が痛くなることは当然あるんだけど、下痢がセットじゃなくなる。 逆に下痢の時に「お腹痛い」という信号がなくなるわけです。
 んじゃ、どうなっちゃうか。

 これが諸に直腸に来ます。
 直腸が「やべぇぜ、旦那。そろそろ持たねぇぜ」と、信号を送ってくる。 もうちょっと我慢してると、括約筋も言ってくる。 「旦那、我慢できねぇ。もらしっちまいますぜ」。 そうなると、いよいよ括約筋に活躍してもらってトイレまで行く訳だけど、 ダッシュしてはいけない。下手に意識を別にすると、 気が抜けて漏らしちゃうからね。 せいぜい、意識が保てるくらいのスピードで。 そして、それでも間に合うくらいのタイミングでとっととトイレに行くことが必要なのです。

 で、さっきも言ったけど、これには「腹痛い」という信号はありません。 ついでに言えば、直腸もそれなりに来てから信号を発します。 だから、普通に生活してるといきなり「来た!」とか言う、 なんだか第六感な人間を演じる羽目になります。 行く先がトイレってのが間抜けですが。
 ついでに言えば、普通に生活できてしまいます。
 「お腹痛い〜〜」とバンバン机叩く必要もありません。 するとどうなるか。トイレにサボりに行ってると思われるんですね。 これが非常に辛い。本人、結構大変な目に遭ってるんですが理解されない。 証拠見せるには相手の同意が得られない(笑)。 しょうがないので、それなりの演技力も必要になってきます。 痛くないのにお腹痛い演技。もう何がしたいんだか。

 こういうものには慣れない方が良いのかもしれません。 正直、お腹痛いという信号が無いだけ、 とっても突然に来るので漏れちゃうかもしれない恐怖もあるのだから。

括約筋。
 ってものが大活躍することってありますなぁ。
 私は医学に携わってないから知らないけれど、どうも括約筋には「外括約筋」と「内括約筋」ってのがあって、 人間が意識して動かせるのは「内括約筋」らしい。
 つまり、「良く締まるアナる」っつー話があった場合、 内括約筋が大活躍してたりするワケです。我慢する時もそうなんでしょう。

 で、外括約筋。
 最終的にブツを切ってくれる存在ですが、先ほど書いたように自らの意志で動かせないらしい。 人間が意識的に動かせない筋肉ってのは結構多い。 嘘だと思うなら試しに心筋を止めてみると良いでしょう。 大抵は首つるとかナイフで一刺しするとか一工夫が必要になります故。

 で、何があったかっていうと。
 ブツを内括約筋で「えぃっ」と切る前に勝手に外括約筋が切ってしまったなんて事がたまにある。 それはそれで別に良いのだけど、内括約筋で切った時にブツが内と外の間に入ってしまう。 ってこともあるワケです。流石に頻発しないけど。
 解りませんか?
 そうですか。
 イメージとして、二つドアがあって、その狭間にはまってるカンジ。 筋肉ってのは基本的に断面が丸いもんが多いワケで、その●と●の間の微妙な空間。
●●
●●
 ↑このヘンの真ん中の◇な空間にブツがハマってしまったようなのだ。

 何度も繰り返すけれど、内括約筋しか動かせない。外括約筋は「やったぜ!俺はやったぜ!」 と力を入れてしまっている。というか力が抜けてくれない。 別につってるワケじゃないのだけど、とにかく開いてくれないから、ブツは外に出ることが出来ず。 かといって内括約筋をゆるめた所で、このブツが中に帰ってくれるワケでもない。

――感覚としてスゲー微妙。

 しかし、どうにもならないのである。 「しょーがねーなー」なんて思って、トイレを出てしまうと、 凄い不意打ちでプリッて出てしまう可能性が高い。 何せ外括約筋はいつゆるむか解らない、そしてそれを制御する事も不可能。 しょうがないので便座に座ってボーッとあれこれ考えてると、 ホントに思い出したように「プリっ」って出てくるのだ。コレが。
 筋肉というのは最終的には己の意志で動かすことも可能になるとは限らない。 しかし、っこの時ほどそれが出来ないことに対して恨むこともない。
 いつの日か自分の力で制御したい。そう思ったりするのである。 ・・・・・・・・・・いや、心臓は止めるつもり無いけど。

菊座。
 お尻の穴ってヤツですね。元々はホモ・セクシャル業界の単語でしたか。 ま、とにかく下痢した時のココに痛さというか熱さというか、結構キますね。
 関係無いけれど、基本的に私は“ゆるい”もんで、 アナルのフィストとかをやる人達に対して「良くいれんなー。すげー」とか思うワケです。 あんなんやったら日頃から糞がダダ漏れになりそうで。 要は、ぶっといの入れる人なら誰でも凄いと思うんだけど。
 先日、女の子とそーゆー話をして(普通、女の子とする会話かね?)、 「そういう人達(凄いのになると腕二本入るそうだ)ってのは、 いざという時、我慢が出来るのか?」と、二人で疑問というか心配というか、 とにかくそういう気持ちになってしまったのだけど。 あれってどんなもんなんでしょうね? そういう人達の話って聞いてみたいもんです。

 閑話休題。
 時に、最近ちょっと食生活を変えたのである。 ちょっと壊れてたので治そうと。ついでにこの不健康な体をどうにかしようと。 ドリンク剤片手に考えて、ダイエットと花粉症対策も兼ねて始めたのですよ。 ヨーグルトを食うというヤツ。 あと、ダイエット効果を狙って烏龍茶まで飲んでみたり。
 結果、疲れはとれないのだけど、回復力が(免疫力も?)アップ。 少しは健康体になったんじゃないか?とか思うワケです。

 んが。

 こういう食生活をすると見事に反応したのは胃と腸だったのだ。 胃は正直、あんまり荒れなくなったので良しとしよう。だーがしかし、だがしかし。 確実にダメージを受けたのは普段からゆるめの大腸だったのだ。 ・・・・直腸か?ま、どうでも良いや。
 ヨーグルト食って烏龍茶食って野菜食ってしてたら、 乳酸菌が大腸に届いて食物繊維が大腸に届いて排泄効果がアップ。 っていうか、普段からゆるめな大腸が排泄効果をアップしたらどうなるか? ・・・・・・・・・・そんなこんなで、ここ1,2週間ゆるいっていうより、 やばいのである。・・・・で、ついに先日見事にビッグウェーブが来てしまったのだ。 どのくらい?っていうと、まぁコトが終わって立ち上がれば、 赤だし味噌汁状態になってるくらいである。あー、コロイドコロイド。
 きっと、きちゃない細菌だのなんだのを一気に排泄しているのだろう、 とかなんとか自分に言い聞かせつつ、職場のトイレでうんうん唸っているのである。 ・・・・・職場のトイレットペーパー質が悪いのである。 ・・・・・そんなこんなで菊座が痛いのである。 ・・・・・もう、こんな生活イヤイヤ。

トイレットペーパー
 ・・・という、トイレにおいてとても重要なものがあります。 色々用途がありますが、一番の用途はお尻を拭くことです。 まず、最初にそれありきと言ってもいい。

 その機能のために色々な種類のトイレットペーパーがあるのだけど、 中には困ったものがあるのもまた事実。
 一番困るのが薄くて紙質が悪いというもの。 古紙の再利用なんだろうけど、これはどうにかならんものか? コストダウンなのも解るけどそういうことしてるから、 「再生紙はダメでバージンパルプがいい」 なんてことになるのだ。
 大体、腹壊した時には必然的に拭く回数が増えるワケで、 そうなると最後のほうじゃ擦れて痛いのである。 ・・・というか、拭いてるうちに紙に赤いもの。 母さん赤飯だ!違う。マキロンだ!ってなことが、 現に何度も起こっているのである。
 これが最初は痛いんだが、最後のほうはかゆくてしょうがないので困る。 もぉ、虫でも飼ってるんじゃないかってくらいなんだが、 そういう時はしょうがないので我慢するか、 液体の痒み止めをトイレットペーパーにひたして塗るとか、 ま、ちと情けないことをしたりするのだが、 ンなことはどうでも良い話。

――さて。
 別に愛用ってワケでもないのだが、 ファミリーマートで買い物が多い私は、 無印良品のトイレットペーパーをよく使う。 価格と数量もいくぶんこなれてて良いカンジなのだが、 一つ、とにかく頭に来ることがある。
 様々なメーカーに「無印良品」の名をつけて販売する。 というこのブランドの性格上、品質が全く安定してないのだ。 2枚重ねエンボス地・2枚重ね・1枚エンボス地・1枚。 このどれかになる(ようだ)。 そしてそのどれに当たるかはほとんどギャンブルなのである。

 まぁ、そんなワケで。
 今、大ハズレの1枚モノを使っているのである。 しかも、これでもかと薄いこのトイレットペーパーは、 10センチ毎にミシン目があり、 簡単にそこで切れてしまうという凄まじい弱点まであった。
 最悪だ。はっきり言ってトイレットペーパーは選ばないといけない。 密室の中の間抜けな悲劇だけは決して避けなければいけないのだ。

個室は天国だ
 というワケではないが、 トイレの個室の中でやりたいことをやってることはないだろうか。 まぁ、のっぴきならない状況でとてもそんな余裕はありゃしない時はあるが、 それでも座ってる以上はゆっくり出来ちゃうのであって、 メールチェックしちゃったり、まぁ、色々ある。 思わず独り言を言っちゃう時だったあったりする。

 が、
 先日、とある駅ビルのトイレに入った時、 唯一の個室から(つまり、狭いトイレ)聞こえてきたのは、 あまりにも珍妙なものだった。
「うにょうにょうにょ〜 うにょうにょうにょ〜  とぐろをまくぞー うにょにょにょにょ〜」
 これが小声で延々と聞こえてくるのだ。 おそらく「うにょうにょ」ってのは、出てくる時の表現だ。 「とぐろをまく」ってのは、私が2度も作ったブツのことだ。 子供がいるような声は聞こえなかった。 おそらく一人だろう。 ガサガサってのが聞こえるのは、 ヒマだから本でも読んでいるのだろう。
 となるとこの個室の中は一人だ。一人しかいないハズだ。
「うにょうにょうにょ〜 うにょうにょうにょ〜  とぐろをまくぞー うにょにょにょにょ〜」
 声はまだ聞こえている。ハッキリ言って怖い。 個室の中の彼は望むものを作れたのだろうか、 それだけがただ疑問である。

下痢
 します。よくします。いわゆる精神的大腸過敏症とかなんとか言うヤツなんで、 一気に下すこと多数。っていうか、 お腹痛くないけど下すってのがよくある。 不意打ちでやってくるんで、けっこうキツイけど、 慣れちゃえば大丈夫。うん。ちと括約筋が活躍しまくりだけどね。

 ってなワケで。
 基本的に私の大は長い、、、らしい。 どのくらいかってーと、平均して40分程度である。 早くて30分。長いと1時間以上になる。
 っていうのも、 いわゆる便意の波のセカンドウェイブまで待つからなのだ。 下痢の時、最初の便意があってダッシュ・トゥ・トイレして、 出して一息。 その後、20分から30分ほどで再び便意がやってくる。 最初の便意で済ませて外に出ちゃうと20分後に再びダッシュするハメになる。 それなら来るまで頑張ってみよう。っていうのがコンセプト。 なんだ、コンセプトって。まぁいいや。 とにかくソレでセカンドウェイブ。更にサードウェイブ、 1時間越える時はフォースウェイブくらいまで済ませちゃうのだ。 ――もっとも、そういう時は完璧に食中毒レベルに下してるので、 何をどうしても30分でトイレにダッシュなのだけど(当然、仕事は休む。 っていうか無理)。

 ま、とにかくそんなこんなで。 しばらく待ってみて来ないのを見計らって洋式便器から立ち上がった時のこと。 振り返って見てみれば、 水が溜まってる所の底の方に、ブツがたまっていた。
 例えるなら、 いや例えるっていうか、まんま30分ほったらかしたみそ汁状態。 つまり、下痢の時の液体状になっちまったアレはコロイドだったのである。 レーザーぶっ放せばチンダル現象出来ちゃうのである。 おっといけねぇ。茶色だから外から見えないや。

 ま、何はともあれ。 そんな後に「ごはんって言ってるのに、もぉ」 という母の声で食卓に向かえば、 すっかり冷えたみそ汁があり、 さっきまで便器の中にあったもんを思い出しながらかき混ぜて飲んじゃったりするのだ。 人間は強く生きなくてはいけません。 心を強くして食事していきましょう。えぇ、生きていきましょうとも。

巻きグソ
 と言うものがある。 マンガの時にウンコの表現に必ずといって良いほど描かれるアレだ。 「Dr.スランプ」で特に有名になったんじゃないだろうか。
 実は、アレを作ったことがある。

 どうしてアレが出来たのか私にも解らない。 別に尻を「どーだ、どーだっ」とグネグネ動かして作ったワケじゃない。 ソフトクリームじゃないのだ。 あんな固いモンがそんな操作でどうにかなるってもんじゃないのです。 ・・・・・多分。
 もし、アレを成立させるとするならば、 方法はおそらく二つ。 適度の柔らかさにして、腰を動かす。 または、固めにして曲がったクセをつけて出す。 おそらくはこんなものではないだろうか? なにぶん、和式での出来事じゃないので見てないので予想でしかないのだが。
 だが、それ以前にやらなければならないだろう最低条件がある。

――便器の摩擦である。

 そう。とっかかりが無いと滑ってしまうのだ。 とっかかりがあって、初めて物理的に曲げられるのだ。 つるっつるだとダメ。ある程度の摩擦。 それを得るには便所掃除の直前である。 別に一週間二週間ほったらかしとけば良いって話もあるが。

 とにかく。こういった条件で巻きグソってものは作られていくのである。 人生20年と少し生きてるとこーゆー偶然にも出会ったりする。 ・・・・もんなのか?


 ところで、2回作ったことあるんだよな。 そんなに出来やすいもんだとは思わなかったよ。ふ。

便秘
 というのは辛い。最近ではすっかり下すほうなのだけど、 子供の頃はむしろ便秘だった。 小学校っていう空間。中学校なんかもそうだし、 そのまま高校もそーなっちまうんだが、 「“大”禁止」みたいな不文律がある。 なもんだから、気合いで便意を止める。 それが便秘に繋がるのだと思う。実際そうだという話らしいが。

 ま、とにかく。
 一週間の便秘っつーもんをしたことがある。 小学生の時だ。 どーにもこーにも出なくて困ったのを凄く覚えている。
 今思えば親に相談すりゃいいんじゃないかとか思うんだが、 その時は「どーにかしなきゃ」と思ったんだな。 救急箱見ても下剤は無かったから、 こうなると出すための手段ってーと一つである。

 根性。

 というわけで根性で出しました。 もー、痛いったらありゃしない。 裂けて血が出たんじゃなかったか。 とにかくそんなに凄い勢いで出したのだが。

 洋式便器の水の無いところにある野球ボール小の固まり。 茶色ってことはキミ、私から出てきたものですか。 とりあえず流しちゃいましょう。と水を流す。 ・・・・・・流れません。 しょうがないので、しばらく待ってから再び流す。

 ごろんごろんごろん。

 ソイツは音を立てて流れていった。 後にも先にもこんなにヘビーだったのはソイツだけだった。 あれから、好きな時にトイレに行けるようになり、 私の便秘はどっかに行ってしまい、 気がついたら下す方になってしまったんだが、 それはまた別の話。
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